独力での人材採用 – 多くの時間と労力を要し、成功の見込みが常にあるとは限りません
御社では、候補者の調査と選考プロセスをご自身で実施することができます。そのためには、応募者が仕事を開始するまで、次のステップをこなさなければなりません:
- 可能性のある候補者の本人確認
- 可能性のある候補者の本人確認
- 応募者とのコンタクト開始
- 書類の検査、必要に応じて足りない書類の追加請求
- 候補者の招聘と面接の準備
- 必要に応じて、ビザの入手、航空機やホテル宿泊などの手配
- 面接の実施
- 労働契約の作成
このプロセスには大変費用がかかるのがおわかりになるでしょう。そのうえ、候補者がプロセスの最後までたどり着く保証はありません。一つのプロセス段階をうまく通過しなかっただけでも、全体の経費が無駄になります。多くの時間と多額の費用をかけていた場合、特に採用の最後の段階では、これは腹立たしいものです。
本国での人材採用の際にも起こりうる問題のほかに、東ヨーロッパでは特に次のような困難を予想しておかなければなりません。そして、採用者の入社時点でも重大な問題が起こる可能性があります:
- あまり適任でない応募者が殺到する。
- 送られてきた書類は内容に説得力がないことが多く、短くまとめられ過ぎている。
- 補者招聘の手配に費用がかかり、しかも高額になることがわかる。
- 候補者が指定された面接に姿を見せない。
- 候補者の書類が実際より良く見える。東ヨーロッパの教育システムの事情はよく知られていないので、読み取るのが難しい、あるいはチェックするのが難しいため。
- 候補者が雇用契約にサインしたにもかかわらず、入社時に現れない。契約にサインしても、特に東ヨーロッパの国では権利の保証は確立されない。
応募者を採用する以前に、一連の障害をすべて回避しなければならないことがおわかりになるでしょう。そのうえ時間に迫られます。採用を決めた候補者のほかには誰もいないと決めて、妥協してしまうことがよくあります。本国での人材採用では、そのような候補者は受け入れられないでしょう。